ウィンズ

TCL-3C　東京都シニアサッカーリーグ(O-40) 第1節

戦評

春の嵐が訪れるなかウィンズはリーグ戦開幕戦を迎えた。
対戦相手は国分寺シニア選抜。一ヶ月前の全国シニアの予選で対戦。苦戦しながらも2-0で勝っている。
ウィンズのキックオフで試合開始。いきなり相手ゴールに迫る場面を迎えたが、得点には至らず。逆にカウンターからピンチを招き、あわや失点かと思わせるシーンもあったが、DF陣の踏ん張りで守りきった。 久しぶりのクレーコートに慣れる前に、雨が降り始め、徐々にグランドがぬかるみ始める。それでもボールを繋ぎ、相手陣内で試合を進める。何度か決定機を作り出すが、この日もなかなか相手GKの壁を越えることができない。 試合が動いたのは12分。バイタルエリア中央の川田からのパスに左サイドから走りこんだ井上が左足で叩き込んで先制。 守備の場面では、相手にほとんどシュートを打たせず、奪ったボールを素早く前線に送り込む。しかし、ピッチに足を奪われプレーの精度を欠き、1点リードのまま試合は後半へ。
後半はまさに泥試合。雨で濡れたピッチはほぼ田んぼと化し、両チームともミスを連発。 そんな中、ハーフタイムに戦い方の統一を計った成果が現れた。しつこいくらいに相手DFラインの裏にボールを送り込んでいくと、後半14分には川田がPA内で相手のハンドを誘いPKを獲得。再入場したばかりの菊間が決めて待望の追加点。 終了間際にも菊間が左サイドからドリブルで侵入し、GKをかわしてから決めて3点目を奪った。
試合後、GK新井のユニフォームが一番汚れていないくらいの戦いで危なげなく初戦を飾った。