若杉

戦評

若杉はリーグ最終戦を迎えた。
対戦相手はS.F.C.東京。足立区に本拠地を置く、3部からの昇格チーム。降格圏は抜け出しているものの、残留を確定させるために必死で向かってくるはず。
雲が多く、本部に座っていると風が肌寒いものの、プレーするには絶好の日和。最終戦は若杉のキックオフで試合開始。 開始3分、FKから失点。残留に向けて必死で向かってくる相手チームに勢いを与えてしまう。ミスが多く、攻撃を組み立てられず、セカンドボールも拾えずで相手にどんどん勢いを与えてしまう。 16分には、カウンターからサイドを破られ追加点を与えてしまう。ロングボールを使って押し込もうとしても、風上のせいで、ボールが相手GKまで流れてしまい自分たちの時間を作れないまま試合は後半へ。
後半は、相手DFラインへプレスをかけて、いい形でボールを奪えるようになる。セットプレーからチャンスを作り、波状攻撃を仕掛けるがゴールが遠い。 相手ゴールに迫る回数が増え、決定機を作り出しては外し続けると、湖畔25分にはまたもやカウンターから失点。 残り15分。逃げ切りを狙い守りに入る相手に対し、パワープレーを選択した若杉。67分、72分とセットプレーから惇樹がヘディングシュートを決めて1点差へと迫る。 残り時間も攻め続けるが、あと1点が奪えずに試合終了。
若杉は、6勝7敗の勝点18でシーズンを終了。